買取王国のIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

買取王国の概要

市場：JQS (小売業)

事業内容：総合リユース小売業として，「買取王国」，「マイシュウサガール」等の業態の運営による古着，中古雑貨等の販売

買取王国のIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2013/01/25 (金)
ＢＢ期間	開始： 2013/01/28 (月) ～終了： 2013/02/01 (金)
公募価格決定	2013/02/04 (月)
購入申込期間	開始： 2013/02/05 (火) ～終了： 2013/02/08 (金)
上場予定日	2013/02/14 (木)

買取王国のIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：375,000株（公募：215,000株 / 売出：160,000株）売出株式比率：42.7%
O.A.分	56,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	1,700,000株（上場時、公募株数含む）
OR	25.4% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	800円
仮条件価格	800～900円 (変動率：0.0% ～+12.5% 強気 )
公募価格	900円（想定価格との差：+100円 / +12.5% ）
IPOの資金用途	全額を短期借入金の返済（平成25年２月末）に充当する予定

買取王国のIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	800円	900円 +100円	2,000円 +1,100円	640円分割 2倍 (-720円)
変化率		+12.5%	+122.2%	-36.0%
吸収金額	3.44億円	3.87億円 +0.43億円	8.62億円 +4.74億円
時価総額	13.6億円	15.3億円 +1.70億円	34.0億円 +18.7億円	23.4億円 -10億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

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買取王国の取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

野村證券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
野村證券	300,200株	80.05%	270枚
三菱UFJモルガン・スタンレー証券	18,700株	4.99%	21枚
東海東京証券	15,000株	4.00%	15枚
岡三証券（岡三オンライン）	11,200株	2.99%	11枚
髙木証券	7,500株	2.00%	-枚
エース証券	7,500株	2.00%	64枚
安藤証券	7,500株	2.00%	-枚
SBI証券	3,700株	0.99%	17枚
日本アジア証券	3,700株	0.99%	-枚
(その他： auカブコム証券野村ネット＆コール)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	買取王国
所在地	名古屋市港区川西通五丁目12番地
設立	1999年10月13日
従業員数	104人
監査法人	有限責任あずさ監査法人

買取王国の概況（直近の経営指標、業績予想）

買取王国のストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

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買取王国の初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (B:やや積極的)
初値予想 (BB開始時)	1,480円（想定価格比: +680円/+85.0%）
直前予想 (上場前)	1,480円（公募比: +580円/+64.4%）
初値	2,000円（公募比: +1,100円/+122.2%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

ジャスダックスタンダード上場、経営統合って意味あるんでしょうか？
吸収金額3億程度の小規模IPOです。
使途が借金返済はやや気がかりですが、多少なりとも成長企業になります。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

IPOや株式市場全体への注目度が集まっているということでプラスになりそうな銘柄。

ただリユースで地方という地味な部分があるのは注意

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2013年2月度の単独予想ＥＰＳは154.54(T社)。
想定価格800円から計算されるPERは約5.18倍。
かなり買いやすい価格設定になっていることは感じられる。

価格設定に対しては評価したいと感じる。
同業種のPER比較をすると10倍程度まで妥当として株価は2倍も十分目指せる。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約3.45億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場はジャスダックスタンダードで主幹事は野村證券。
枚数が少なく、取りにくい銘柄。初値にはプラス。

V.C.保有は約19万株ほど、ロックアップありで1.5倍か90日で解除。
シュッピンの時は影響を感じたが、この銘柄の影響度は低そう。

ストック・オプションの未行使残高はない。

あまり売り側の圧力も感じない銘柄で、妥当価格程度までの買いは入りそう。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

残念ながら業種としての魅力は感じ難い。
中部、関西エリアに展開するリユース事業で、今後の展開も微妙。

今回の資金使途も借金返済に当てられる。
成長も微増で今後の展開が感じにくい。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

やはり価格の買いやすさが目立つ銘柄。
業績の伸びがそれほどないので、低PERの価格設定だが、
同業種の株価比較をしても買いやすい銘柄。

初値に関しては期待しても良さそうと感じる。

全体考察
総合得点は7点で、私のBBスタンスはB評価です