モルフォのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

モルフォの概要

市場：東M (情報・通信業)

事業内容：画像処理技術の研究開発および製品開発ならびにライセンシング

モルフォのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2011/06/29 (水)
ＢＢ期間	開始： 2011/07/01 (金) ～終了： 2011/07/07 (木)
公募価格決定	2011/07/08 (金)
購入申込期間	開始： 2011/07/12 (火) ～終了： 2011/07/15 (金)
上場予定日	2011/07/21 (木)

モルフォのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：335,400株（公募：240,000株 / 売出：95,400株）売出株式比率：28.4%
O.A.分	145,400株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	1,393,200株（上場時、公募株数含む）
OR	34.5% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	2,050円
仮条件価格	2,050～2,250円 (変動率：0.0% ～+9.8% やや強気 )
公募価格	2,250円（想定価格との差：+200円 / +9.8% ）
IPOの資金用途	独自の画像処理技術やアルゴリズムによる新たな技術や製品の創出等に係る研究開発に全額充当する予定。

モルフォのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	2,050円	2,250円 +200円	4,840円 +2,590円	1,662円分割 3倍 (+146円)
変化率		+9.8%	+115.1%	+3.0%
吸収金額	9.85億円	10.8億円 +0.96億円	23.2億円 +12.4億円
時価総額	28.5億円	31.3億円 +2.78億円	67.4億円 +36.0億円	91.5億円 +24.1億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
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モルフォの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

野村證券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
野村證券	285,200株	85.03%	257枚
SMBC日興証券	26,800株	7.99%	27枚
髙木証券	10,100株	3.01%	-枚
極東証券	6,700株	2.00%	-枚
松井証券	3,300株	0.98%	33枚
SMBCフレンド証券	3,300株	0.98%	3枚
(その他：)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	モルフォ
所在地	（同所は登記上の本店所在地で実際の業務は「最寄りの連絡場所」で行っております）
設立	2004年05月26日
従業員数	80人
監査法人	有限責任監査法人トーマツ

モルフォの概況（直近の経営指標、業績予想）

モルフォのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

モルフォの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (B:やや積極的)
初値予想 (BB開始時)	2,500円（想定価格比: +450円/+22.0%）
直前予想 (上場前)	3,180円（公募比: +930円/+41.3%）
初値	4,840円（公募比: +2,590円/+115.1%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

マザーズ小型。
DMPが参考に。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
DMPと同じマザーズ上場で小型銘柄。初値に対しては万全の銘柄。

といっても最近のIPO市場は冷え切っていて目新しさだけでは
買いが入らないのも事実、多少は注意したい部分もある。

あと前日に大型のラクオリアの上場があることも片隅に押さえておきたい。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
業績予測をみると2011年度10月の予想EPSは128円。
想定価格(2050円)ベースでPERは約16倍となります。
さらに仮条件を上げてきているので上限で決まれば約17.6倍です。

あまりPERで語れないと思いますが、この銘柄としては妥当ラインです。
値ごろ感はありません。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約7.9億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場は東証マザーズ。規模は小程度。
ここが一番のいいところでしょうか？やはりマザーズ小型は良い銘柄が多いです。

ストックオプションは400円～2450円で結構ある印象。
特に400円で11万株ほどあるのは気になる。

ロックアップも基本的には1.5倍90日でかかっているが、
ロックアップ対象から外れているV.C.もありそこそこ売る既存株主も多そう。

需給関係としては希少だけど、売りたい人もそこそこ多い感じ。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど
画像処理技術ということで先日上場したDMPが参考になる。
事前の予想ほど盛り上がりを見せなかったがそれでも初値は公募を超えた。

ということで安心材料といえる。
ただDMPは現在値は下げているので多少チェックしておきたい。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める
基本的にはマザーズ小型ということで問題ない銘柄。

今年のマザーズ上場銘柄は2社とも初値発進は良かった。
現在の株価を見るとちょっと不安感もあるが、上場日に限っては
意識されないことを期待したい。

主幹事野村で当選するのが多少難しいか？
あとIPO市場の冷え込みで多少当選確率は高くなっていると思われる。

全体考察
総合得点は7点で、私のBBスタンスはB+評価です。