ユニバーサル園芸社のIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ユニバーサル園芸社の概要

市場：JQS (サービス業)

事業内容：法人向けの観葉植物の貸出し，造園工事，園芸関連商品及び造花の販売等の事業

ユニバーサル園芸社のIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2012/04/06 (金)
ＢＢ期間	開始： 2012/04/10 (火) ～終了： 2012/04/16 (月)
公募価格決定	2012/04/17 (火)
購入申込期間	開始： 2012/04/19 (木) ～終了： 2012/04/24 (火)
上場予定日	2012/04/26 (木)

ユニバーサル園芸社のIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：380,000株（公募：200,000株 / 売出：180,000株）売出株式比率：47.4%
O.A.分	57,000株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	1,256,250株（上場時、公募株数含む）
OR	34.8% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	1,310円
仮条件価格	1,250～1,310円 (変動率：-4.6% ～0.0% 中立 )
公募価格	1,310円（想定価格との差：0円 / 0.0% ）
IPOの資金用途	全額を関西地区での販売力強化に向けた営業拠点の取得に充当する予定

ユニバーサル園芸社のIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	1,310円	1,310円 ±0円	1,455円 +145円	3,445円分割 4倍 (+12,325円)
変化率		0.0%	+11.1%	+847.1%
吸収金額	5.72億円	5.72億円 ±0.0億円	6.35億円 +0.63億円
時価総額	16.4億円	16.4億円 ±0.0億円	18.2億円 +1.82億円	173億円 +154億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ユニバーサル園芸社の取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

大和証券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
大和証券	323,000株	85.00%	323枚
みずほ証券	11,400株	3.00%	11枚
Jトラストグローバル証券（旧：エイチ・エス証券）	11,400株	3.00%	18枚
SMBC日興証券	7,600株	2.00%	8枚
岡三証券（岡三オンライン）	7,600株	2.00%	8枚
SMBCフレンド証券	7,600株	2.00%	8枚
SBI証券	3,800株	1.00%	17枚
東海東京証券	3,800株	1.00%	4枚
丸三証券	3,800株	1.00%	4枚
(その他：)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	ユニバーサル園芸社
所在地	大阪府茨木市大字佐保193 番地の２
設立	1974年02月01日
従業員数	131人
監査法人	有限責任あずさ監査法人

ユニバーサル園芸社の概況（直近の経営指標、業績予想）

ユニバーサル園芸社のストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ユニバーサル園芸社の初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (C:微妙)
初値予想 (BB開始時)	1,300円（想定価格比: -10円/-0.8%）
直前予想 (上場前)	1,250円（公募比: -60円/-4.6%）
初値	1,455円（公募比: +145円/+11.1%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

大阪の園芸業、規模は小さい。
売上、利益共に横ばい。むしろ減益傾向？

応募するかは割安感のみが基準か？

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
大阪を基盤とする園芸業、上場市場はジャスダックスタンダード。
あまり園芸関係で上場している企業のイメージがないので注意したい。

強いて言うなら、最近のグリーン化？の流れが意識されれば
いちおう関連銘柄といった見方が出来ると思う。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
2013年6月度の連結予想ＥＰＳは175.83円(T社)。
想定価格1,310円で計算するとＰＥＲは7.45倍程度。

直近の業績では減益となっており、
こういった業績の変化をみるとやはり事業自体がイマイチな感触を受ける。

割安性は妥当程度。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約5.72円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場はジャスダックスタンダードで小規模。

枚数がそれ程多くないので、買い需要も少なそうだが、
それでも需給面では課題はないといった感じ。

Ｖ．Ｃ．出資なし、ストックオプションなしはこういった銘柄の特徴で良し。
ロックアップのカバー率も高い。

低い、買い需要ながら規模が小さいのでなんとかこなせると感じる。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

園芸屋さんの上場企業に魅力があるかと言えばないだろう。

強いていれば緑化ブームに乗って業績が伸びているのであれば
良かったのだが、まだその点が予想の範囲内というのが気がかり。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

良い点を見つけたくて緑化ブームなどを上げてみたが、
この企業がすでにブームに乗っているかと（もしくは火付け役になっているか）言えば、
そうではなく、やはり微妙で魅力を感じない銘柄と感じた。

さらに減益傾向になっている時点での上場は不可解で意義を見出せず、
いまいちと感じる。

唯一いい面は、需給面で公募株数が少ないところか？
でも同日にＲＥＩＴが上場するんですね。
そっぽ向かれそうな銘柄です。

全体考察
総合得点は4点で、私のBBスタンスはC評価です