フィット(1436)のIPO新規上場情報

SBI証券主幹事！徳島本店。
コンパクトな家が特徴？業績はかなり急成長か？
見かけに拘らない人が増えているので、新しい形かもしれない。

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目

地方の不動産会社とみられるのか？太陽光発電の投資会社とみられるのか微妙なところ。
本店、徳島県で建設業セクターというのもあり注目度は低めと感じる。

ただし、業績の伸びが良くマザーズ上場というところは注目。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から

2016年3月度の単体予想EPSは239.23円。
想定価格1,810円から計算される予想PERは約7.57倍。

不動産系の業種間比較では妥当な価格設定。
ただ、急上昇している業績を見ればもう少し評価も出来そうと思うが・・・

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係

吸収金額は約21.1億円（想定価格ベースOA分含む）の中型IPO、
上場市場は東証マザーズ市場で主幹事はSBI証券。

全数公募によるもので枚数は多く約1万枚。

既存株主にベンチャーキャピタルは見当たらない。
ストックオプションはあるが枚数も多くなく、行使期間は一部が2016年4月からとなる。
ロックアップも180日のガッチリしたものが掛かっており売り玉は安心。

問題は20億を超える吸収金額に対して、上場日当日の買い需要があるかどうか？

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど

企業のページをみると、太陽光発電事業において過去の売電価格で契約できる土地を
紹介しているところをみても、やや太陽光発電が不利な方向へ世の中行っている気がする。

ただ、徳島で事業モデルが成功しているため、今後全国フランチャイズ展開して、
面白いことになる可能性は秘めていると感じる。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める

上場日になってみても投資家が注目するのかどうかが微妙で難しいところ。
ただ、SBI証券主幹事で枚数も多く公募株は取りやすい。
取りやすさと、上場後の期待度を天秤にかければ全力投球してもいいところと感じる。
（ただし、ポイントを使ってまで取るといえば個人的にはNo！でも皆そうだから裏をかく人も出そう）

初値で気になるのは20億の重しと、徳島本店で注目度が？な部分。
それ以外のところでは全力プッシュ銘柄と見る。

全体考察
総合得点は6点で、私のBBスタンスはB評価です