ベルグアースのIPO新規上場情報

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ベルグアースの概要

市場：JQS (水産・農林業)

事業内容：野菜の接ぎ木苗の生産販売，農業資材等の仕入販売等

ベルグアースのIPO(新規上場)日程関連

仮条件決定日	2011/11/07 (月)
ＢＢ期間	開始： 2011/11/09 (水) ～終了： 2011/11/15 (火)
公募価格決定	2011/11/16 (水)
購入申込期間	開始： 2011/11/18 (金) ～終了： 2011/11/24 (木)
上場予定日	2011/11/29 (火)

ベルグアースのIPO(新規上場)基本情報

公募株式数	総計：424,400株（公募：250,000株 / 売出：174,400株）売出株式比率：41.1%
O.A.分	63,600株（O.A.=オーバーアロットメント）
発行済株数	1,230,800株（上場時、公募株数含む）
OR	39.6% （オファリング・レシオ、OA分含む計算）
想定価格	940円
仮条件価格	740～940円 (変動率：-21.3% ～0.0% やや弱気 )
公募価格	740円（想定価格との差：-200円 / -21.3% ）
IPOの資金用途	野菜苗生産販売事業に関る設備資金に充当

ベルグアースのIPO価格マトリックス（価格・吸収金額・時価総額）

	想定価格	公開価格	初値	現在値
株価	940円	740円 -200円	780円 +40円	3,335円 (+2,555円)
変化率		-21.3%	+5.4%	+327.6%
吸収金額	4.58億円	3.61億円 -0.9億円	3.80億円 +0.19億円
時価総額	11.5億円	9.10億円 -2.4億円	9.60億円 +0.49億円	53.7億円 +44.1億円

※左から右へ時系列的に並んでいます。増減比は左のカラム（行）に対するものです。

※吸収金額はOA（オーバーアロットメント）分を含んで計算しています。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ベルグアースの取り扱い証券会社と引受割合・シンジケート

主幹事証券

野村證券

幹事団と割当

証券会社名	割当数	割当(%)	抽選配分
野村證券	339,600株	80.02%	306枚
SMBC日興証券	29,700株	7.00%	30枚
岡三証券（岡三オンライン）	21,200株	5.00%	21枚
いちよし証券	12,700株	2.99%	1枚
東洋証券	8,500株	2.00%	9枚
香川証券	8,500株	2.00%	-枚
SBI証券	4,200株	0.99%	19枚
(その他：)

※抽選配分は過去の個人投資家への同一条件抽選状況をもとに、およその配分量を算出したものです。

企業データ

会社名	ベルグアース
所在地	愛媛県宇和島市津島町北灘甲88 番地１
設立	2001年01月18日
従業員数	160人
監査法人	有限責任監査法人トーマツ

ベルグアースの概況（直近の経営指標、業績予想）

ベルグアースのストックオプション（新株予約権）の状況

データ未更新。2015年6月以降の上場銘柄に関して情報更新中です。

日程・概要
割当
業績・株主
スタンス・評価
読者予想

ベルグアースの初値予想・評価・BBスタンス・初値結果関連

BB参加姿勢	評価： (C:微妙)
初値予想 (BB開始時)	950円（想定価格比: +10円/+1.1%）
直前予想 (上場前)	750円（公募比: +10円/+1.4%）
初値	780円（公募比: +40円/+5.4%）

※評価はＳ～Ｄまで、初値予想はＢＢ開始時と上場前直前に行っています。

・新規承認時の第一印象

珍しいの農業系
よくわからないが、例えばビル内などの野菜栽培などちょっと目新しい感じがあればいいのだが…
収益的には良さそうです。
ＩＰＯだから革新的であって欲しい。

・ブックビルディング姿勢に対するコメント

１．注目度…全般的なＩＰＯとしての注目
珍しい農業系企業のIPO。業績的には堅調だけれど目新しさはない。

11月上場のIPOはこれ一つなので時期的には注目度は少しアップしそう。

２．割安性…ＰＥＲ，ＰＢＲなど財務情報、価格設定から
2011年10月度の単独予想ＥＰＳは113.93円。
想定価格940円で換算するとPERは約8.25倍となる。

妥当範囲内の価格設定ではあるが、成長性を考えると割安感はない。

３．規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約4.9億円（想定価格ベースOA分含む）、
上場市場はジャスダックスタンダードで小規模のＩＰＯとなる。

たいした人気もなく買いが入りにくいを感じるが、
それでも小粒感があるので初値は動きやすいかもしれない。

公募25万株、売出17.4万株と公開株式の割合は普通。

既存株主にV.C.が並んでいるがロックアップがかかっており
90日間1.5倍以上で売却可能となっている。
やはりこのラインは意識されやすそうだ。

またストックオプションの未行使はない。

規模的には1.5倍ラインまでは株価を押し上げる可能性を感じる銘柄。

４．業種…人気化しそうな業種か？魅力があるかなど
農業系IPOということで新規上場するということは
何か目新しさがあるのかと思ったがそこまでのものはなさそう。

資金の使用使途も設備投資なので魅力を感じにくい。

業績の伸びも本当に少しずつといった感じなので
IPO銘柄としての価値はないと言ってもいいかもしれない。

５．評価…総合的評価や特記的事項を含める
小粒案件でIPOとして配分されにくいそうなところは評価できる点だが
上場日の買いが入りにくく感じる案件でもある。

雰囲気的には上場日は公募価格の少し上のソフトランディングで
その後、1.5倍価格をまぜして揉みあうのではないかと感じる。

堅実さがある分リスクは少なさそうだが、妙味もない銘柄

全体考察
総合得点は5点で、私のBBスタンスはC評価です。